プログラミングアプリ
ZedエディタのWindows版がリリースされました🎉
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10月15日にRust製次世代エディタであるZedのWindows版が正式リリースされました!🎉
Zedとは?
ZedはRust製の高速・軽量な次世代コードエディタで、AtomやTree‑sitterの開発者が手がけ、2024年にオープンソース化されたプロジェクトです。マルチコアCPUとGPUを活用した設計により起動と操作が非常に速く、思考のスピードでコーディングする体験を目指しています。
主な特徴
- 高速性と軽量性
全CPUコアとGPUを効率活用し、起動やファイル読み込み、入力応答が極めて迅速です。 - AI統合
GitHub Copilotをはじめ、CLI AgentやローカルLLMを使ったアシスタント機能やエージェント編集をサポートします。 - 言語サポート
LSP対応とTree‑sitterにより、正確なシンタックスハイライトや自動インデント、広範な言語対応を提供します。 - エディタ操作性
Vimモードや豊富なキーバインドにより、操作の大半をキーボードで完結できます。 - Git統合
開発が進み、Git機能のエディタ統合も進展しています。
以下、公式ブログからの引用です。
ZedがWindowsでも利用可能になりました。安定版はこちらからダウンロードできます。
最新機能をいち早く試したい場合は、macOS版やLinux版より1週間早く新機能を受け取れるプレビュー版をご利用ください。
WindowsはZedの完全サポートプラットフォームとなりました。macOS版やLinux版と同様に、毎週アップデートをリリースします。
Zedのエンジニアの多くがWindowsを日常的に使用しており、Windowsプラットフォームリードの@localccを含む専任チームがWindows版の開発・保守を行います。Windows プラットフォームとの統合
Zed は Electron アプリではありません。最大限の制御のために、基盤となるプラットフォームと直接統合しています。Windows 版では、Windows の見た目と雰囲気に合わせるために、描画には DirectX 11、テキスト描画には DirectWrite を使用しています。WSLとSSHリモート接続
ZedはWindows Subsystem for Linux (WSL)と直接統合されています。 WSLのターミナルから、zedコマンドラインスクリプトを使用してZedでフォルダを開くことができます。 また、Zed 内から、[File] > [Open Remote] をクリックするか、コマンドパレットからプロジェクト: open remote を実行し、[Add WSL Distro] を選択することで、任意の WSL ディストリビューションのフォルダーを開くことができます。Zed 内から WSL 内のフォルダーを開く 同様に、リモート Linux マシンに接続する場合は、[Connect New Server]を選択します。
WSL または SSH で編集する場合、Zed は内部的にwsl.exe/ssh.exeの下で軽量の「リモートサーバー」プロセスを実行し、すべての I/O 操作はそのプロセスを経由してルーティングされます。Zed のほとんどの機能は、リモート編集で動作するように設計されています。ファイルの読み込みと保存、Git 統合、ターミナル、タスク、言語サーバー、デバッガーなどです。拡張機能の互換性
Zedの拡張機能はWindowsでも動作します。特別な手順や注意点はありません。拡張機能パネルからインストールして、すぐにコーディングに戻ることができます。新しい拡張機能を作成する場合も、Windows固有の回避策なしに開発できます。Zedの拡張機能はWebAssemblyコンポーネントであり、WebAssembly System Interface (WASI) を介してファイルシステムにサンドボックス化されたアクセスが可能です。Zedは、拡張機能との間でファイルシステムパスの変換を管理しているため、拡張機能の作成者はWindowsとUnixのパスの違いを気にする必要はありません。Windowsにおけるエージェント型コーディング
ZedのAI機能(編集予測やACP搭載エージェントなど)はすべてWindowsで完全にサポートされており、WSL/SSHリモート接続との併用も可能です。
Zed内でACP経由でClaude Codeを直接利用したり、Zed Proを14日間無料でお試しください。または、ご自身のAPIキーをご利用いただくこともできます。本日よりご利用ください
アルファ版およびベータ版のテストにご参加いただき、GitHubやDiscordで問題をご報告いただいた皆様、誠にありがとうございます。多くのバグを修正いたしましたが、まだ作業は完了していません。もし何かお気づきの点がございましたら、ぜひお知らせください。特に、WSLワークフロー、IMEおよびキーボードレイアウト、マルチモニター設定、120~144Hzディスプレイに関するフィードバックをお待ちしております。皆様からのご報告は、次回の修正、機能追加、そして改善に活かされます。Zed for Windowsをダウンロードして実際に試していただき、次にどのような機能を作るべきか、ぜひご意見をお聞かせください。
すでにMacOSやLinux版は配信されており、これで大手のデスクトップOS全てで利用可能になりました!
非常に高速で軽量なエディタZedを試してみましょう!
ダウンロードページはこちらから
Zed 内から WSL 内のフォルダーを開く
同様に、リモート Linux マシンに接続する場合は、[Connect New Server]を選択します。
